例えば、史上最高(?)の物理霊媒として有名なダニエル・ダングラス・ヒュームの逸話として、彼が燃える竈の中に顔を突っ込んだのに火傷しなかったとかいう話を読者は知ってるかも知れない。
しかし、これと似たような現象が催眠で知られている。
催眠状態で、マッチの火を指に当てても火傷反応が出ないとか。
あとニューエイジのワークショップでお馴染みの火渡りとかも似たような現象だよね。
もちろんそれに関しては、正統派学者が苦しい言い訳をしてるわけだが、そしてそういうのに乗っかるのが趣味の馬鹿な大衆ってのがいるわけだが、そういう正統派学者がいかに人類の進歩の足引っ張ってるかという点にも、この本は触れてある。
火渡りは元々どっかの部族(ヒンドゥー教?)かなんかの儀式であるそうだが、火傷しないで済む人もいれば、重症もしくは死亡の人もいる。
知ってる/知らない話論を彷彿とさせる。
逆に、普通の温度の十円玉を、催眠状態の人に「燃えた十円玉です」とか言って押し付けて火傷するということもある。
そっから人体発火現象がありえそうだとか。